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日本の職務経歴証明書を領事認証するまでの流れ【中編】

前回は「日本の職務経歴証明書を領事認証するまでの流れ【前編】」にて領事認証の意味や方法、また公文書、私文書に関することについて解説しました。今回は私文書を公文書化する処理について解説していきます。 公印の押印、証明、確認

日本の職務経歴証明書を領事認証するまでの流れ【前編】

新規で労働許可書を申請する際、日本で準備する書類には領事認証の処理が必要となります。仕組みが複雑で理解が難しいという声もよく聞かれますが、流れを順に追っていくと理解の助けとなります。本記事では職務経歴証明書を例にあげて領

複数の労働許可書を取得するケース

サラリーマンの副業を認める会社が日本でも増えてきましたが、ベトナムで働く日本人が副業として別企業に属する場合、新たに労働許可書を取得することを求められます。以下で複数の労働許可書を取得するケースについて解説します。 外国

ベトナムの学制と進路について

一緒に職場で働いているベトナム人がどういう教育制度の元で学校を卒業して、社会に出ているのかは案外知らない人も多いものです。今回はベトナムにおける学校制度及び卒業後の進路について解説します。 ベトナムの学制とは 概要 ベト

航空券の半券ビジネスとは?

航空券の購入代金を会社の経費に計上するに当たり、半券の保管を求められる事があります。今回は半券の役割と半券の偽造ビジネスについて紹介します。 なぜ半券が必要か? 半券を保管することは「確かにその飛行機に乗った」という証明

生理休暇における日越の取り扱い

ベトナムの労働法では日本と同じく生理休暇に関する規定がありますが、その取扱いは若干異なります。本記事では両国の生理休暇を比較しながらその違いと主旨について解説します。 日越の生理休暇規定 同じ生理休暇でも日本とベトナムで

研修後の従業員に継続勤務を誓約させることは?

従業員のスキルを向上させるために企業が費用を負担して特別な研修を受けさせることがあります。多額の費用がかかる研修や海外に派遣するといった大掛かりな研修を実施した場合、企業としてはその従業員に長期的に働いてもらうことを期待

労働許可書用の健康診断における受診項目の揺れ

ベトナムで労働許可書を申請するためには健康診断の証明書を提出する必要があります。ベトナムの指定病院で受診する場合は目的を伝えるとそれ用にアレンジしてくれますが、法令に指定されている検査項目と実情にズレが見られますので、今

ベトナムで会社員の刺青は容認する?

日本社会では刺青(タトゥー)に対して依然厳しい目があり、特に会社員の場合は何かと制限を受けることが多いです。いわゆる「カタギ」ではない人が入れる刺青とちょっとしたファッション感覚で入れる刺青は似て非なるものですが公共の場

ベトナム人に言われる「共感してください」とは?

ベトナム人と日本語や英語でやり取りをしていると、謝罪があるような場面で「共感」や「sympathy」という言葉を使われることがあります。なぜこの場で「共感」なのか、今回はベトナム語の観点からこの語が用いられる背景を説明し