就活に苦戦するベトナム人新卒とは?

ベトナム人の新卒を採用したいと思っていますが、どういったところに注目しながら面接を行えばいいでしょうか?

とりあえずベトナム社会でも新卒者の常識と言われている事項がちゃんとできているか確認し、その上で自社が求める特別なものを備えているかを見ていけばいいかと思います。

卒業時期ということもあり、新卒採用のローカル求人をよく目にします。新卒はまだ社会での実績がありませんので、日本では学生時代の実績などをインタビューしながら当人のポテンシャルを探っていく面接が常套ですが、ベトナムではどういったところに着目しながら面接を進めるのでしょうか?今回はベトナム人新卒の就職活動について解説します。

新卒求人に見られる応募条件

新卒向け求人で応募条件がある場合、一般的に以下のような条件を掲げている企業が見られます。

インターンシップ経験

企業での就業経験が6カ月以上など、新卒者であってもこういった就業経験を求める求人があります。これはアルバイトではなくフルタイム勤務の経験を求めているもので、在学中のインターンシップが主な条件となります。良い大学を卒業してしてもそれなりの企業に就職しようと思うなら、このインターンシップなどの経験は半ば必須という感覚が今の大学生にはあります。

各種資格

業界にもよりますが語学スキルやITスキルなど、実際に働く前からある程度身に着けることができる資格を応募条件に求める会社もあります。資格は学生時代の努力の証になりますし、新卒一斉入社の習慣がないベトナムでは新卒者向けの決まったカリキュラムで教育制度を立てるのが難しい事情がありますので、入社後の自己育成能力の有無を判断する材料にも用いられています。

採用側が最低限押さえている部分

新卒者向けの面接アドバイスを記載した情報は随所に見られますが、これらはどの媒体でも似たようなことが書かれています。つまりこれらのアドバイス事項はベトナム人の新卒求職者にとって常識事項で、逆に言えばそれすらできていない求職者は採用される可能性が低くなります。以下でその常識事項を書いていきます。

自分の能力に合ったポジションに応募する

自身を客観視できているかの判断となります。募集内容の業務をこなせるスキルがあるのか、自分の能力ではどの程度の希望給与が妥当なのか、これらは自身を客観視できているかの大きな指針となります。不相応な応募な場合は通常書類選考の段階で見送られます。

採用側に興味を持たれる履歴書を作成する

ベトナムでは一般に普及している履歴書フォームがありますので、それらを使って読みやすい履歴書を作成するのが良いとされています。自己流で読みにくい履歴書は見送りの対象になりやすいです。

応募企業に関する情報を事前に確認しておく

どこまでその会社に入りたい気持ちがあるのかを確認するために、面接時に会社の概要について質問されることがあります。きちんと準備をしている求職者にとっては簡単に答えられるような質問で、これも就活生にとっては面接準備の定番となっています。

志望動機、アピールポイントなど典型的な質問に対する回答は事前に考えておく

面接時間は限られているので、質問に対して的確な回答を求められます。聞かれやすい質問は事前に準備しておいたほうがより自己をアピールできるでしょう。

面接時間より少し早く到着して精神的な余裕を持つ

面接時間ギリギリに到着すると気持ちも落ち着かず、本来の自分をアピールできないかもしれません。また遅刻は厳禁です。

上記のものが共通事項としてよく書かれています。日本の新卒者に対しても同じことが言えますのであまりそん色はないでしょうか。かなり当たり前のことが書かれていますので、確かにこれが出来ていない新卒者を採用するのは考え物です。

またベトナムでは卒業学部と就職先の専門性の一致が高い傾向があります。良い大学を出ていても学部と就職希望先の職種が一致していないと就職に苦戦することがあり、高校卒業時の学部選びはその後の進路に大きな影響を与えるものとなっています。

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