労働法

現地採用者の退職金事情

ベトナムで退職金は各企業の任意ではなく法的にその支払い額の規定が定められています。現地採用者が退職する場合も退職金を受け取れる権利があるわけですが、実際に退職金を受け取ったという現地採用者はどの程度いるのでしょうか。本記

外国人労働者専用の休日

テトが終わり、次の祝日は陽暦4月7日のフン王記念日かと思いきや、2月11日を日本人の休日として定めている企業がいくつか見られます。この日はベトナム人にとっては普通の日ですが、なぜ日本人だけ休日扱いとなっているのでしょうか

懲戒解雇を実施する際の留意点

企業側から解雇を言い渡すのは神経を使うものです。特にそれが懲戒であれば事前準備をしていない場合、労働者から思わぬ訴えを受ける可能性もあります。今回は懲戒解雇の流れと懲戒解雇を実施する留意点について解説します。 法律に基づ

妊娠中のスタッフは懲戒解雇できる?

妊娠中や産後間もない女性を解雇するのは法的に問題がある、何となくでもそういった感覚を持っている方は多いかと思います。一方同じような状況でもその女性を解雇せざるを得ない事態が出た場合にはどのように扱われるのでしょうか。今回

就業規則を作成するきっかけと周知義務

現在就業規則は全ての企業に作成義務が課されていますが、現状就業規則のないまま事業を運営している会社もあるものです。ただ就業規則が無くても何となく上手く回っている企業でも、ふとした時に就業規則の必要性を感じることがあります

今月末は2連休?それとも5連休?

毎年4月30日は「戦勝記念日」、5月1日は「国際労働者の日」と祝日の連休になりますが、今年は週の間に連休が入ることになり2連休となっています。しかし政府発表により主な公的機関は5連休にすることが決まり、各企業もそれに倣う

休憩時間の必要時間と与え方

業務の特性により休憩時間としてまとまった時間を取りにくい業種もありますが、使用者として労働時間に応じ最低限連続して与えなければならない時間と与え方があります。本記事では休憩時間の必要時間数とその与え方について解説していき

所持品検査を就業規則で定められる?

労働者の所持品検査は個人のプライバシーも関わってくるため慎重に対応する必要があります。このような検査を会社として実施する旨を就業規則で定めることはできるのでしょうか?本記事では所持品検査が認められるケースを例に出しながら

ギャンブル行為をした労働者に対する処分

男性を中心に個人間でのギャンブル行為がよく見られるベトナム。場合によっては職場や仕事仲間と一緒にそういった行為に至るケースも想像されます。もしそのようなケースに遭遇して処分を検討する場合、どのような扱いができるでしょうか

就業規則と社内規定の違い

現在法令において全ての会社に就業規則の作成が義務付けられています。一方社内規定については特に取り決めがありませんが、社内秩序の維持のためにもルールを作りたい際にはこの社内規定が有効となります。今回は就業規則と社内規則の違